説明
全6回に渡る「クヴァンツのフルート奏法を読む」講座の特別コンサート!
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公演当日は購入完了メールをご提示ください。
※チケットの郵送等はございません。
1752年に出版されたJ.J.クヴァンツの「フルート奏法」は約370ページに及ぶ大著で、バロック時代の音楽習慣を書き記した最も重要な文献の一つです。フルートのことのみならず、音楽家としての心構え、音楽理論、様式、よい趣味などありとあらゆる音楽について書かれています。しかしながら言葉遣いは時に饒舌すぎて現代人には分かりにくく、最初から最後まで読み通すにはかなりの忍耐が必要です。
そんな「フルート奏法」を読み進めたあとには、特別コンサートでクヴァンツの音楽をお楽しみいただけます!
2025年1月11日(土)
昼公演 14:00開演 (13:30開場)
夜公演 18:00開演 (17:30開場)
【会場】 霞町音楽堂
【出演】
前田りり子 バロック・フルート
懸田貴嗣 バロック・チェロ
上尾直毅 チェンバロ
(バロック・ヴァイオリン未定)
【入場料】
前売り ¥5,000
当日 ¥5,500
【プログラム】
J.J. クヴァンツ
フルートとヴァイオリンのためのトリオ・ ソナタ 変ホ長調 Qv2:18
フルートとヴァイオリンのためのトリオ・ ソナタ ホ短調 QV 2:Anh.14
「ソルフェージュ」よりカプリス、 アルマンド ほか
前田りり子(Liliko Maedaフルート)
9才よりモダンフルートを始める。小出信也氏に師事。高校2年の時に、全日本学生音楽コンクール西日本大会フルート部門において第1位入賞。その後バロックフルートに転向し、桐朋学園大学音楽学部古楽器科に進学。有田正広氏に師事。オランダのデン・ハーグ王立音楽院に留学し2000年に同大学院を卒業する。ウィルバート・ハーツェルツェット、バルトルド・クイケン両氏に師事。1996年、山梨古楽コンクールにて第1位入賞。1999年、ブルージュ国際古楽コンクールで第2位入賞(フルートでは最高位)。現在は中世、ルネッサンス・フルートからロマンティック・フルートまでを駆使して、国内外で幅広いソロ・室内楽のコンサートを行うほか、「ソフィオ・アルモニコ」「リベラ・クラシカ」「メネストレッロ」など、多数の古楽グループで活発な演奏活動を行っている。特に「バッハ・コレギウム・ジャパン」ではJ.S.バッハの管弦楽組曲第2番や受難曲、カンタータ等多数の録音、海外公演を行っている。ソロ・アルバムとしては「J.S.バッハと同時代の作曲家によるフルート音楽」「パリのフルート音楽~華麗なるロココの饗宴~」「J.M.オトテールフルート組曲集」などをリリースし好評を博している。2016年には世界でもまだ珍しいルネサンス・フルート・コンソートのアルバム「魅惑のルネサンス・フルート」を、2018年にはティールマン・スザート:ダンスリー ルネサンス舞曲集(全曲)」をリリース。また室内楽では「テレマン パリ四重奏曲」 全曲録音をリリースし、高い評価を受けている。単行本「フルートの肖像」を東京書籍より出版し、トークコンサート、講演、執筆等も積極的に行っている。東京藝術大学非常勤講師。
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